「らくらく連絡網がサービス終了するから、らくらく連絡網+に変えないと」
「らくらく連絡網+では、必要な連絡を素早く見つけることが難しい…」
子どもの学校や部活動の連絡手段として親しまれてきた『らくらく連絡網』が、まもなくサービス終了となります。後継サービスとして『らくらく連絡網+』がありますが、使いづらさを指摘する声が上がっています。
そこで注目したいのが、ビジネスシーンで定着している『Slack(スラック)』です。SlackはLINEのような使いやすさを持ちながら、情報を整理して共有できることが特徴です。
本記事では、らくらく連絡網からSlackへの移行方法とスムーズな情報共有を実現する活用術を紹介します。Slackを導入すれば情報をすぐに見つけられて連絡漏れが減り、スムーズで快適なやり取りが可能となるでしょう。
Slackとは?
Slackはシンプルで使いやすいチャットツールです。スマートフォンやパソコンからメッセージのやり取りやファイル共有が簡単に行えます。
らくらく連絡網では大切な連絡を探すのが難しい場合が多いですが、Slackなら整理された画面で必要な情報をすぐに見つけることができます。
Slackの主な機能は次のとおりです:
- チャンネル:「お知らせ」「連絡事項」などのように、話題や目的ごとに会話スペースを分けて整理できる
- チャット機能:複数のメンバーとLINEのようなリアルタイムチャットができる
- ダイレクトメッセージ:1対1でのプライベートメッセージのやり取りや、少人数のグループ作成ができる
- ファイル共有:文書や画像、PDFなどさまざまなファイル形式を共有できる
LINEに似た操作性で、誰でも簡単に始められるのがSlackの魅力です。
Slackとらくらく連絡網+の違い
Slackとらくらく連絡網+はどちらもコミュニケーションツールですが、使い勝手には大きな違いがあります。
Slackとらくらく連絡網+には次のような違いがあります。
主な違いは、Slackには「チャンネル機能」があり目的別に会話スペースを分けられるため、必要な情報がどこにあるのかを一目で把握できます。

用途に応じてチャンネルを作ることで、情報を探す手間が大幅に削減できます。
Slackのメリットと活用ポイント
Slackは、シンプルな操作性と充実した機能を兼ね備えたコミュニケーションツールです。ここでは特に役立つ4つの機能と活用するポイントを紹介します。
リアルタイムなコミュニケーション
SlackはLINEのように、メンバーとすぐにやり取りができます。
緊急連絡や急な予定変更(天候による練習時間の変更など)も、すぐに周知できることが特徴です。スタンプ機能を使えば意思表示も手軽で、途中参加でも過去のやりとりが追える点も魅力です。
チャンネル機能でトピックごとに整理
Slackでは「連絡事項」や「質問コーナー」など、目的別に会話スペースを分けることができます。
関連する会話を一つのチャンネルにまとめることで、必要な情報を見逃すことなく共有できます。また、必要なチャンネルだけに参加すれば、情報の取捨選択も容易です。
ファイル共有が簡単で検索もスムーズ
PDFや画像の共有が簡単で、スマホで撮影した画像もすぐにアップロードできます。
共有されたファイルは90日間保存され、キーワードや日付で検索できるため、必要な時に迅速に見つけることが可能です。
カスタマイズ可能な通知設定
Slackはチャンネルごとに通知のオン・オフを設定できます。重要な連絡は通知を受け取り、その他は必要な時だけ確認するという使い分けが可能です。
例えば自分が所属する学年の連絡だけ受け取ることや、夜間は通知をオフにする設定もできます。
Slack導入の手順と設定方法
Slackを新しく始める方のために、基本的な導入方法を説明します。シンプルな3ステップで、チームとのコミュニケーションを始めましょう。
Slackの登録手順は次のとおりです。
- App Store または Google Playからアプリをダウンロードする
- Googleアカウント、またはメールアドレスにてアカウントを作成する
- 招待リンクから「チーム名」のワークスペースに参加する
これらの手順を完了すれば、Slackでチームメンバーとのメッセージのやり取りや、各種機能の利用が可能になります。
Slackにない機能の代替策と運用のコツ
Slackはチームのコミュニケーションを効率化するツールですが、「アンケート機能」と「読了確認機能」が欠けている点があります。しかし、これらの機能がなくても代替策を駆使することでスムーズな運用が可能です。
ここでは、Slackにない機能の代替策とそれを利用する際の運用のコツを紹介します。
アンケートの代替について


Slackにはアンケート機能はありませんが、スタンプ(リアクション)機能を活用することでアンケートが実施できます。
具体的な手順は次のとおりです。
- 質問をメッセージとして投稿し、回答選択肢ごとに異なるスタンプを設定する
- メンバーは該当するスタンプでリアクションする
- 誰がどのスタンプを選択したのか確認できる
標準機能を工夫して使うことで、アンケート機能の代替として十分に活用することができます。集計も簡単で、リアルタイムで結果を確認できる点も便利です。
読了確認の代替について
メッセージの既読管理も、スタンプ(リアクション)機能を活用した運用が可能です。
チーム内で次のようなルールを決めて運用することをおすすめします。
- 重要なメッセージに対して、特定のリアクション(グッドマークやチェックマーク)で反応を示すことを「既読」と定義する
- リアクションした人の名前が表示されることで、誰がメッセージを確認したかを把握できる
スタンプ機能を使用することで、Slackの機能の制限を補うことができます。
まとめ Slackでスムーズな状況共有を実現しよう
Slackについて、らくらく連絡網+と比較しながらメリットなどを紹介しました。
Slackを導入することで、チームの連絡事項をわかりやすく管理できます。自分に必要な情報を一目で把握し、スムーズな情報共有が可能です。
実際に使ってみることで、Slackの利便性を実感できます。まずはアプリをインストールし、快適な情報共有を体験してみてください。
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